
畠山大輝の
レシピ
Bespoke Coffee Roastersの畠山大輝さん直伝
フラワードリッパーで淹れる
おすすめのレシピをご紹介します。
Profile

Bespoke Coffee Roasters 畠山大輝氏
埼玉県宮代町にお店を構える「Bespoke Coffee Roasters」のオーナー。
2019年にSCAJ主催のジャパンハンドドリップチャンピオンシップ(JHDC)とジャパンブリューワーズカップ(JBrC)において史上初の二冠を達成。このとき、CAFECのフラワードリッパーとアバカペーパーフィルターを使用してくださったご縁で同年からCAFECアンバサダーに就任されました。(~2024年12月)。2021年にはワールドブリューワーズカップ(WBrC)で見事準優勝を果たし、世界第二位の座を射止めた輝かしい経歴の持ち主です。ご自身のYouTubeチャンネルでは、コーヒーの自由な楽しみ方を追求する畠山さんならではのフラワードリッパーを用いた様々なレシピをご紹介してくださっています。
今回は、数ある中でもご家庭で試しやすい「基本のレシピ」をご紹介します。

使用する器具
- アバカペーパーフィルター
(ホワイト)(Cup1)
- トライタンフラワードリッパー
(Cup1)
- トライタンビーカーサーバー400ml
(1~2杯用)

おいしく淹れるために
欠かせない準備
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STEP.01
コーヒー豆を挽く
- コーヒー豆:15g使用
- 粗挽き
ナイスカットミルでは「4番」、みるっこでは「7.5番」くらいの挽き目です。
グラニュー糖よりも
少し大きめ -
STEP.02
ドリッパーに
ペーパーをセットする-
1.ペーパーフィルターのミシン目とその対極を折りドリッパーにセットします。
-
ミシン目を折る -
対極を折る -
開きます
-
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2. ドリッパーの壁に押し付けるようにして浮いたペーパーを
再度折り、ドリッパーとペーパーをより密着させます。セット完了!
-
1.ペーパーフィルターのミシン目とその対極を折りドリッパーにセットします。
-
STEP.03
ペーパーを湯通しする
ペーパーを湯通しすることで、臭いの除去や器具を温めます。気にならない方はこの工程は省いてもOKです。
※湯通しした場合は、必ずサーバー内に落ちた湯を忘れずに捨てること -
STEP.04
コーヒー粉を入れる
ドリッパーにコーヒー粉を入れると、フィルターの中で山型になったり偏った状態になります。
ドリッパーをゆすったり、軽く縁を叩いたりして、ドリッパー内のコーヒー粉を平らにしましょう。
(蒸らしのタイミングでお湯が偏ってしまうのを防ぐ事ができます)-
コーヒー粉が
偏った状態
では美味しいコーヒーが
淹れられません -
コーヒー粉が
平らになるように
調整をしましょう
-

さあ、抽出を始めましょう!
1湯目 | 0:00 | 30cc |
---|---|---|
2湯目 | 0:30 | 120cc |
3湯目 | 1:00 | 160cc |
4湯目 | 1:20 | 200cc |
5湯目 | 1:40 | 240cc |
できあがり | 2:20 | 外す |
-
First pour1湯目
粉量の2倍ほどの湯量を
目安に注ぎ
“蒸らし”を行う全体にお湯が行き渡るように、円を描くようにして注いでいきます。
注ぎ終わったら約30秒待ちましょう。蒸らしが始まります。-
円を描くように注ぎます 約30秒
-
コーヒー粉が
膨らんでいきます
-
-
Second pour
2湯目TOTAL湯量の
約50%まで注ぐ
目安:110-120ccお湯は「真ん中 ⇒ 外側 ⇒ 真ん中」の順に円を描きながら注ぎます。
こうすることで粉の層が一番厚いところにもしっかりとお湯を注ぐことができ、均一な抽出が可能となります。-
真ん中 -
外側 -
真ん中
-
-
Third pour
3湯目TOTAL湯量の
65%程度を目安に注ぐ
目安:160ccドリッパーの上の方に付いた粉をそぎ落とすイメージで淵にもサッとお湯をかけ、コーヒーの表面を平らにしていきます。
縁にお湯をかけます -
Fourth & Fifth pour
4 - 5湯目残りの湯量を2分割して注ぐ
注ぎ方は「真ん中 ⇒ 外側 ⇒ 真ん中」の繰り返しです。
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Fifth pour
5湯目お湯を最後まで注ぎ切る
粉の表面が見えるまで抽出を続けます。落とし切ったら抽出完了です。
※時間をコントロールしていれば、落とし切りについてそこまで気にしなくてOK-
表面に注目してください -
粉の表面が見え、
お湯を落としきったら
抽出完了です
-
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Finish!!
できあがり!!
サーバー内のコーヒー液の上部と下部とでは
濃度差があるため、サーバーを回すかスプーンを使ってしっかりと攪拌しましょう。
※特に、たくさんの量を抽出するときは必ず攪拌を行うこと-
スプーンでかき混ぜてもOK -
さあ、めしあがれ!
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