CAFECブランドに、今回CAFEC+シリーズが登場。
ちょっと高級に、ちょっと地球にやさしく、ちょっと面白い・・・といった、
ちょっとした付加価値のある商品シリーズを展開します。
コーヒーライフをもっと素敵にしていただくための、
お客様にもっと喜んでいただくための、
そしてSDGsに取り組む企業として私たちにできる
ちょっと素敵なプラスをお届けしたいと願っています。
第一弾として、2021年12月にOTEMAEコーヒーを、
2022年2月にアバカプラスペーパーフィルターをリリースしました。
CAFECアバカフィルターは、バランスのよい高低差の両面クレープで理想的な抽出スピードを実現し、アバカを使用することにより環境にも優しい商品、CAFECを代表するフィルターとして人気を誇っています。ペーパーフィルターのパイオニアとして、これに満足することなく、さらなる付加価値を追求したペーパーを作りたい、SDGsに貢献する企業として、さらに環境にやさしい商品を作りたい!との思いで研究を重ね、今回アバカプラスフィルターとして、より理想的なペーパーフィルターを開発しました。
アバカプラスフィルターは、新技術のFine-Grained製法によってクレープの間隔のみを小さくすることでペーパーの表面積を増やすことに成功。地合いも整えることによってより均一な抽出を可能にしました。
アバカプラスフィルターは、プロ仕様。焙煎度別ペーパーフィルターがペーパーの構造の違いで抽出速度を調整できるのに対し、アバカプラスフィルターはさらに抽出スピードを上げることにより、腕で抽出をコントロールしやすいペーパーに仕上げました。
FSC®認証も取得したさらに環境にやさしいペーパーフィルター。
また、クレープ高を若干低くすることにより、商品トータルの容積も減らすことに成功。輸送コストの低減化にも貢献する、まさに次世代の付加価値ペーパーなのです。
コーヒー抽出時、スケールできっちり抽出量を計りたいという方も多くいらっしゃいます。
ただ、サーバーの上にドリッパーを直接載せて抽出量を計ると、ドリッパーに残った湯量まで計測することになってしまいます。
CAFECは「必要杯数になったら、ドリッパーの中に湯が残っていても、すぐドリッパーを外す」という抽出を推奨しています。それは1杯分のコーヒー粉で抽出できる美味しいコーヒーは1杯のみ、必要杯数にコーヒー量が達したら、その後抽出されるコーヒー液は雑味となるという考えに基づいているからです。
それでも、やはりスケールを使いたいという方のために、今回ドリップスタンドをご用意しました。サーバーの上にドリッパーを直接載せず、スタンドの上にドリッパーを載せる。そしてスケールの上にサーバーを載せることで、純粋な抽出量だけを正確に計測することができます。
CAFECの抽出理論のこだわりから開発したドリップスタンドです。
CAFECの本社は大分県別府市にあります。別府は竹細工で有名な街。
地域創生の観点から言えば、地域外の市場にも商品を広めていくこと、これが大きなポイントになります。
別府の伝統的な竹細工を後世まで伝える、伝統を継承したいとの想いから、敢えて「竹」にこだわって製品化し、別府の伝統工芸を世界に広げたいと考えています。
九州地方では「放置竹林」の問題が非常に深刻です。竹の生育は非常に速く、しかも地下茎で勢力範囲をどんどん広げていくため、放置されたままの竹林が増え続けています。「放置竹林」をそのままにしておくことにより、竹林近くの日照権が侵害されるのみならず、生態系も壊れてしまいます。
竹細工で竹製品をどんどん作れば放置竹林問題の解決になるか?と言えば、そうでもありません。通常、竹細工に使用できるのは生後3~5年のしなやかな竹のみ。放置竹林に生育している竹は5年以上放置されているため、竹製品に使用することもできないという現実。
この問題を解決するため、地元別府の企業が「日本製、超微粒子5ミクロン竹炭パウダー」を開発。放置竹林の竹を特許技術で超微粒子の竹炭パウダーにすることにより、放置竹林の問題解決の糸口に。竹炭パウダーは、九州産、無農薬にこだわり、使用する竹は一切の薬剤、農薬、化学肥料等を使っていないというこだわり。この竹炭は食用としても使うことができる最高品質の竹炭パウダーなのです。
この竹炭パウダーをドリップスタンドに塗布することによって、オール竹製、かつ「放置竹林撲滅」の一助にもなる製品を開発しました。