Cafec
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たかがペーパー、
されどペーパー

CAFEC アバカプラス ペーパーフィルター

CAFECアバカフィルターは、バランスのよい高低差の両面クレープで理想的な抽出スピードを実現し、アバカを使用することにより環境にも優しい商品、CAFECを代表するフィルターとして人気を誇っています。ペーパーフィルターのパイオニアとして、これに満足することなく、さらなる付加価値を追求したペーパーを作りたい、SDGsに貢献する企業として、さらに環境にやさしい商品を作りたい!との思いで研究を重ね、今回アバカプラスフィルターとして、より理想的なペーパーフィルターを開発しました。

アバカプラスフィルターは、新技術のFine-Grained製法によってクレープの間隔のみを小さくすることでペーパーの表面積を増やすことに成功。地合いも整えることによってより均一な抽出を可能にしました。
アバカプラスフィルターは、プロ仕様。焙煎度別ペーパーフィルターがペーパーの構造の違いで抽出速度を調整できるのに対し、アバカプラスフィルターはさらに抽出スピードを上げることにより、腕で抽出をコントロールしやすいペーパーに仕上げました。
FSC®認証も取得したさらに環境にやさしいペーパーフィルター。
また、クレープ高を若干低くすることにより、商品トータルの容積も減らすことに成功。輸送コストの低減化にも貢献する、まさに次世代の付加価値ペーパーなのです。

Fine-Grained Crepe
ロールの回転スピード差を、これまで以上に高めることにより、均一できめ細かなクレープを再現。クレープの高さを抑え、間隔のみを狭めることでペーパーの表面積を増大させ、さらにスムーズな抽出スピードを実現。
アバカプラスフィルターの抄紙工程
Deep 27

「究極の1杯」のための
アバカプラスDEEP27
コーヒーペーパーフィルター

CAFECは今回、「フラワードリッパーDEEP27」の開発に合わせ、専用のコーヒーペーパーフィルター成形機を新たに導入。「アバカプラスDEEP27コーヒーペーパーフィルター」が完成しました。

底角度が狭いDEEP27の特殊な形状でも専用ペーパーであれば、ペーパーとドリッパーとの間の空気層をしっかりと確保。コーヒー粉の膨らみを妨げず、粉の深い堆積層を形成・維持します。

また、両面クレープの高さを抑えながら、クレープ間隔を狭めたアバカプラスペーパーの構造によって、コーヒー微粉の付着可能面積を最大限に広げ、微粉が付着してもなお、水流路が確保できる状態に。よりスムーズな抽出を実現します。

上からお湯を注ぐスピードと、下からコーヒーが抽出されるスピードはほぼ同じ。さらに、ペーパーの地合いを均一に整えたことにより、最後まで目詰まりすることなく、スッキリした味わいのコーヒー抽出が可能です。

「フラワードリッパーDEEP27」との併用により、さらなるコクや旨味・甘味のある「究極の1杯」をお楽しみいただけます。

詳しくはこちら

通常の円すいペーパーを
二つ折りにして使用することは
おすすめしません!

底角度が60度のペーパーを二つ折りにしてDEEP27ドリッパーにセットした場合、二つ折りにしたペーパーの底角度は30度となり、底角度27度のドリッパーと形状的に合いません。このため、写真(左下)のように、ペーパーの浮き上がりや波打ちが発生します。このようなペーパーとドリッパーの形状不一致、さらには、二つ折りにしたことにより生じる片側1層、もう一方は3層となる層の違いにより、湯の透過スピードに差が生じ、均一なコーヒー抽出ができなくなります。

Deep 27
  • Cup4を二つ折りで使用

    1層部分:フィルターが波打ちしている
    3層部分:フィルターが浮き上がっている
  • アバカプラスDEEP27を使用

    フィルターがドリッパー全周に
    均等に接触している

不均一な抽出では、コーヒー豆の美味しさを最大限に引き出すことはできません。
フラワードリッパーDEEP27には、専用のアバカプラスDEEP27をご使用ください。

CAFECアバカペーパーフィルター

一口にコーヒーペーパーフィルターと言っても、様々な種類のフィルターがあります。
皆さんがペーパーフィルターなんてたかが紙、どれを使っても大して変わらないだろうと思っているのならば、それは大間違いです。

CAFECのアバカペーパーフィルターの大きな特長は「両面クレープ」です。通常のペーパーは片面クレープですが、CAFECのペーパーは独自の抄紙技術によって作られた、他にはまねのできない「両面クレープ」、これが特長なのです。この両面クレープの絶妙な高さバランスが、ペーパーとドリッパーの間の空気層を十分に保つため、理想的なウォーターフローを実現します。両面クレープ構造のCAFECペーパーフィルターだからこそ実現できるフロースピードなのです。“たかがペーパー、されどペーパー”、ぜひその違いを実感ください。

FILTER PAPER

独自の製紙技術(Air Through Dry)で
実現した両面クレープ

通常の抄紙工程では、紙をヤンキードラム上で乾かすため、クレープの片面が押しつぶされてしまいます。これに対し、CAFECのアバカペーパーは、紙を平らにした状態で流しながら両面に熱風を当てて乾燥させるため、両面のクレープが十分な高さを維持することが出来るのです。両面クレープの絶妙な高さバランスによって、理想的なウォーターフローを実現するだけでなく、ほとんどすべてのコーヒー微粉がクレープ上に付着し、コーヒーの中に入り込まないため、濁りのないクリーンなコーヒーもお楽しみいただけます。

CAFECアバカペーパーフィルターの特長

CAFECアバカペーパーフィルター抄紙工程

Cafec

Air Through Dry:
両面にクレープを施した湿紙を平らな状態のまま熱風で乾燥させるため、両面クレープが維持された状態で原紙が完成します。

Cafec

CAFECペーパーフィルターは、目がそろっていることにより、スムーズかつ安定した通液性を確保できます

通常ペーパーフィルターの抄紙工程
Hot air

湿紙はヤンキードラム上で加圧されながら乾燥するため、片面のクレープが潰れ、ドラムと反対方向のクレープも引き延ばされた状態で原紙が完成します。

Rotary hot drum

通常ペーパーは、目が均一ではないため通液が安定しておらず、詰まりが発生しやすくなります。

焙煎度別ペーパーフィルター

「焙煎度合によってコーヒーの味は決まる、が、焙煎は最終到達点ではない。焙煎度合に応じた抽出スピード、抽出温度でのコントロールも重要なポイント。」
CAFEC創設者である中塚茂次は、自ら焙煎も抽出も行う中で、どのようにすれば、より簡単に抽出できるか?と同時に「家庭でだれでも簡単に美味しいコーヒーを楽しんでほしい」との熱い想いを、ずっと抱き続けてきました。
「簡単に…家庭で…どうしたら…?」
中塚は、ペーパーフィルターの品質にこだわり続けてきたパイオニアとして、ペーパーで答えを見出すことができないか?という思いから、いろんな研究を重ねてきました。そして今回、抄紙工程後の乾燥具合を変化させることで抽出スピードをコントロールするという技術的な方法で、焙煎度別ペーパーフィルターを開発しました。
浅煎用、中深煎用、深煎用それぞれのペーパーフィルターで、同じ抽出方法でも、それぞれの焙煎度合に適した抽出スピードを実現。美味しい珈琲、ペーパー品質にこだわり続けたCAFECだからこそ実現できた焙煎度別ペーパーフィルター。「その先にあるコーヒースマイルを!」この想いを届けます。

浅煎用ペーパーフィルター T-92Light Roast Coffee Paper Filter

Light Roast

フルーティーな香りと爽やかな酸味
アロマ際立つクリーンカップ
適正湯温:92°C

  • - 厚み:0.15 mm
  • - 密度:高い
  • - ペーパー構造: One-Side Crepe (外側単面クレープ、内側クレープ無)

ペーパー内側にクレープは無く、内側の表面積は小さい。このためコーヒー微粉の付着可能面積が狭くなり、水流路の確保が難しくなり、若干湯が溜まり気味になる。一方、外側にはクレープを付けたことにより、流れ出たコーヒーをスムーズに流す。内側でコーヒーを溜め、アロマを十分引き出すことが可能。表面積が狭いことにより紙の密度は高く、微粉をほぼ完璧に除去するため、クリアなコーヒー抽出を実現。

※ペーパーフィルターの内側の軽微な凹凸は、外側だけにクレープを付ける為に発生するものであり、クレープとは定義しておりません。

Inside Outside
電子顕微鏡
Electronic Microscope
浅煎ペーパー製造工程
ウェットクレープ加工

回転ローラーをドライヤードラムより速く回転させ、このスピード差によって湿紙をたるませ、ブレードでロールから剥がす時に、クレープを付ける。この回転スピードの差は、深煎ペーパー製作時より小さいため、高低差の小さいクレープとなる。さらにドライヤードラム上で乾燥させる工程では、もとのクレープが低いため、ドライヤードラムに接している面はクレープがなくなり、片面クレープの原紙が完成。

中深煎用ペーパーフィルター T-90Midium-Dark Roast Coffee Paper Filter

Medieum-Dark Roast

バランスの良い香り豊かなフレーバー
適正湯温:90°C

  • - 厚み:0.28 mm
  • - 密度:低
  • - ペーパー構造: Two-Side Crepe (バランスの良い高低差)

両面にバランスのいい高さのクレープを施すことにより、スピーディーな抽出を実現。クレープを伸ばした時の表面積が広いため、微粉が付着してもなお、最後まで水流路が確保できる。これにより最後までスムーズなウォーターフローで抽出し続けることを可能に。適正湯温90℃で抽出することにより、さらにバランスのよい、香り高いコーヒー抽出を実現。

Inside Outside
電子顕微鏡
Electronic Microscope
中深煎ペーパー製造工程
エアースルードライ加工

両面にクレープを施した湿紙を平らな状態のまま熱風で乾燥させるため、高低バランスのいい両面クレープが維持された状態で原紙が完成。

深煎用ペーパーフィルター T-83Dark Roast Coffee Paper Filter

Dark Roast

最大限に引き出されたボディとコク、甘味
適正湯温:83°C

  • - 厚み:0.22 mm
  • - 密度:中
  • - ペーパー構造: Two-Side Crepe (クレープ高さ低め)

両面にクレープを施しているが、クレープの高さを低めに設定。クレープを伸ばした時の表面積は、One-side crepeのペーパーより大きくなるため、コーヒー微粉の付着可能面積も若干広くなる。前半は微粉付着が比較的少ないため、スムーズな抽出、後半は微粉付着が多くなるため、透湯スピードにブレーキがかかる。この前半スムーズ&後半ブレーキのスピード変化、さらに適正湯温83℃による抽出により、ボディーと甘味の強いコーヒーに仕上げる。

Inside Outside
電子顕微鏡
Electronic Microscope
深煎ペーパー製造工程
ウェットクレープ加工

回転ローラーをドライヤードラムより速く回転させ、このスピード差によって湿紙をたるませ、ブレードでロールから剥がす時に、クレープを付ける。この回転スピードの差は、浅煎ペーパー製作時より大きいため、比較的高低差の高いクレープとなる。さらにドライヤードラム上で乾燥させる工程では、もとのクレープが高いため、若干クレープが低くなるが、両面クレープを維持した原紙が完成。

4種のコーヒーフィルター
アソート
なぜ同じコーヒーなのに、
ペーパーで味が変わるの??

―それはペーパーの構造に違いがあるからです!

製品情報

アバカペーパーフィルター

非木材のアバカ(マニラ麻)と木材パルプを使った、植林プロジェクトに基づいて開発された環境に優しいペーパーフィルターです。通気性、浸透性、強度や伸縮性に優れています。日本製です。

アバカの特長

アバカ繊維は通常の木材パルプの半分の厚みでありながら、4倍の強度があります。この特長のおかげで、高品質なアバカペーパーフィルターは多くのプロにも愛用されています。

JHDC公式競技用品

JHDC(ジャパンハンドドリップチャンピオンシップ)競技で使用が認められたペーパーフィルターです。近年、チャンピオンを輩出しており、競技者からも高く評価されています。

SFPペーパーフィルター〈Support Forest Paper filter〉

FSC®認証の要求に基づき、森林管理からペーパーが完成するまでの、すべてのトレーサビリティ基準を満たしたFSC®認証ペーパーフィルター。環境にやさしい、サステナブルなペーパーフィルターです。

CAFECは、事業を通じて持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいます。 したがって、私たちの製品は、お客様だけでなく環境にも価値をもたらします。私たちは持続可能な森林管理を支援し、FSC®(森林管理協議会)によって与えられる国際的な認証を取得しています。私たちのコーヒーペーパーフィルターはFSC®に認定された原料を用いて製造していることで持続可能な林業を奨励しています。それにより、世界の森林と生産者の環境保全と将来のため持続的な森林の利用を応援することができます。CAFECは、国連が定めたSDGs(持続可能な開発目標)に向けた取り組みを引き続き推進していきます。

FSC®認証について

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FSC®認証は森林保全に関わっているグループ(森林管理者、木材使用者、生産者、販売者などが対象)の一員である証明です。株式会社 三洋産業はFSC®認証を取得しておりますので、FSC®認証のコーヒーフィルター製品をお買い求めいただけます。

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