OTEMAE COFFEE

OTEMAE COFFEE Produced by CAFEC

OTEMAEとは?

OTEMAE(お点前)とは、日本の茶道の一連の所作のことを指します。たった1杯のお茶ですが、お客様に、少しでも美味しく召し上がっていただきたい、ただそのことだけのために、ひたすら心を砕いてお茶を点てることを言います。

また、客側の作法としても、主人のこうした心遣いをよく理解して、心からの感謝の気持ちを表していただくのです。こうして生まれた主客の間の心と心の交流をも大事にしているのが、日本の茶道であり、日本が大事にしている文化なのです。

日本の茶道では、心を込めて美味しく召し上がっていただきたい、感謝の気持ちで美味しくいただく、ということを究極の目的として大切にしています。

OTEMAEコーヒーの嗜み方

ハンドドリップしたコーヒーを、広口茶碗に注ぎ、茶筅で泡立てながら空気を含ませます。空気を含ませることによって、コーヒーがまろやかな口当たりに変化します。

スペシャルティコーヒーのとがった味覚特長を大切にしたい時は、さっと空気を入れる程度に、まろやかさを際立たせたい時は、しっかり泡立ててください。空気を含ませることによって、コーヒーの湯温も熱すぎない適温(人間の体温の+30℃が美味しいと感じる適温と言われています)に調整することができます。

そのコーヒーを専用の「嗜むカップ」に注いでいただく。

「嗜みカップ」の形状は、アロマをしっかり閉じ込める本体形状と、飲み口の唇に沿う形に反った形状で、まろやかさを感じる舌のベストポジションにコーヒーがあたるよう設計されています。ハンドルを敢えてなくし、両手で包み込むようにして「嗜む」、コーヒーをより美味しく飲んでいただく飲み方です。

泡の役割

OTEMAEコーヒーで立つ「泡」は、コーヒー油分が炭酸ガスにより泡状になったもの(エスプレッソではクレマと言う)です。

この「泡」には、以下のような効果があります。

  • 1)「気泡分離」と言って、一定の成分や微粉を吸着させる効果
  • 2)液中に雑味が溶け出さないようにする役割
  • 3)香りは泡立てた方が強く、泡で香りのフタをする効果
  • 4)泡自体は口当たりがなめらかで、雑味を感じにくくす る効果

この「泡」が立つのは、コーヒーが新鮮な証なのです。

美濃焼

岐阜県の美濃地方で焼かれている焼き物です。約1300年もの長い歴史があり、日本の焼き物では日本一の生産量を誇ります。「特徴がないのが特徴」と言われているように、時代の要求に柔軟に対応し続けてきたのが、美濃焼です。美濃焼には15種類の様式があり、有名なところでは「織部」「志野」「瀬戸」などがあります。

茶の湯の権威、千利休が自身の侘茶の理念を反映させた茶碗を作らせたのが美濃の窯場。千利休によって確立され、古田織部の美学に基づいて作られた「織部」が特に有名です。このように茶陶の世界と共に発展してきたのが美濃焼と言えます。

美濃焼は茶器だけでなく、日常品まで幅広く対応しています。日常品にも対応するため、機械化を積極的に取り入れ、大量生産ができるのも特徴の一つと言われています。

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